ここでは、いわゆる「箱モノ」と呼ばれる、分電盤・配電盤・制御盤などの、受配電盤の塗装に着目。
受配電版の粉体塗装や溶剤塗装をメインに行い、品質・生産性向上の改善活動に取り組んでいる愛知県の塗装会社『株式会社 フクテック』の方にインタビューし、塗装を行う際に気を付けていることや、塗装会社を選ぶ際のコツなどについてお話を伺ってみました。
引用元:株式会社フクテック 公式HP (http://fuku-tec.jp/)
引用元:株式会社フクテック 公式HP (http://fuku-tec.jp/facility.html)配電盤などの塗装を行う際に気を付けていることとして、下処理の徹底を意識しているそうです。
受配電盤のような箱モノは屋外に設置されていることが多く、タフな使用環境や腐食に耐える塗装であること、作業環境に馴染むカラーリングであることが求められます。
ですが、紛体塗装にしても、溶剤塗装にしても、上塗り前の製品の状態が悪ければ当然、いいものはできません。
下塗り後にも検査を実施し、改善箇所があれば上塗りを行うことで「色差」や「艶(光沢)」、「塗装膜厚」などに問題がないかをつねにチェックすることが重要なのだそう。
人の手による溶剤塗装の場合はどうしても時間がかかってしまうため、納期が重ならないようにスケジュールを組むのも重要。
塗装前の下準備の段階から一つひとつの作業を丁寧に行うことで、品質が下がらないようにすること、そして納期に影響が出ないようにすることが重要なんですね。
数ある塗装会社の中から依頼する会社を選ぶコツは、「高品質」と「短納期」への取り組みについて注目すること。
以前は塗膜の厚みが足りず、塗装が剥がれてしまうこともありましたが、今では溶剤が改良され、ほとんど剥がれは起きなくなったそうです。
逆に言えば、すぐに剥がれてしまうような塗装を行っている会社は、正しい溶剤の知識を持っていない会社だということ。
ただし、公式HPを見てもなかなかチェックしづらい部分だと思いますので、ご心配であれば塗装の強度を高める「リン酸亜鉛皮膜処理(防錆加工)」や「焼付塗装」を行っている会社に依頼するとよいでしょう。
また、粉体塗装で下塗りを行っていることも非常に有効とのこと。コストはかかってしまいますが、価格の安さで会社を選ぶと再塗装が必要になる場合もあります。
結果的に費用が高くつくことにもつながってしまうので、検討してみてもよいかもしれません。
他にも、小ロットの依頼や短納期にも対応している塗装会社は、クライアントの要望に熱心に応えようとしている会社だとも言えます。塗装したいものや状況にあわせて、長く付き合っていけそうな会社を選ぶことが重要ですね。
引用元:株式会社フクテック 公式HP(http://fuku-tec.jp/company.html)また、豊富なカラーバリエーションについてもご用意しております。
近年では「指定した色で塗れますか?」というお問い合わせが非常に多くなっていますが、フクテックでは塗料メーカーの標準色であればどんな色でも対応可能。白やベージュというお決まりの色にとらわれずとも、お手伝いをさせていただきます。
品質、納期、バリエーション。
さまざまな角度からのご要望、お客様が真にしたい塗装を実現できるよう、取り組んでまいりました。
分電盤や受配電盤の塗装でお困りの方は、是非ご相談ください!!
フクテックさん、ありがとうございました!
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